Solo Exhibition “fluid”
16日土曜日で初の個展が終了しました。
来てくださった方、
感想をくださった方、
相談に乗ってくれた人、
協力してくれた人、
応援してくれた人たち…
すべての人に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
今まで、小さく制作活動をしてきましたが、
去年末だったろうか、今回の個展をすることを決めました。
理由はいろいろですが、自分にとって何をこの先やっていくのかと考えたとき、
超えなければならないものだという意識があったというのが一番の理由です。
今回やってみて初めて、個展というものの重要さを実感しました。
グループ展に作品を出すのとは明らかに違う心持ちだったし、
展示する作品はもちろん、告知から会場やすべての手配を
ひとりで決めて、進めなければならない。
そして、できるだけ多くの人に、この展覧会を見てもらいたい。
ひとつの展覧会を良いものにするためにやるべきことには際限がない…。
だからこそ、すべてに自分の作家としての意識が表れるものだとも思ったし、
それには天井がないのだと感じました。
もしかしたら、もっとできることはあったのかもしれないのだけれど。
展示が始まってから、毎日少しでも会場にいるようにして、
来てくださる方と少しでもお話したいと思いました。
そこから気づかされることも、本当にたくさんあって。
作品を、大掛かりなインスタレーションにしたことで、
いろんな人に協力をしてもらったことも、とても大きかった。
構想の段階で作家の先輩たちに何度も相談をしたし、
設計の段階に入ってからも、自分の中でイメージとの確認を繰り返しました。
その中で大事だったのは、
いま自分が見たいイメージをできるだけシンプルな形に落とし込むことと、
そのイメージを、どうやって実現させるかということ。
自分にとって、本当に大きな一歩でした。
実際に作品を設置してみて、イメージとの相違も少なからず感じました。
そこは次回の課題かな…。
自分が本当に表現したいことはなんなのか、また自分に問いかけ続けたいと思います。
今回の展示風景は、写真と動画に残すことにしました。
完成次第、このHPに掲載する予定ですので是非ご覧ください。